メルボルン女社長、フローリストのブログ

メルボルン、オーストラリアで活動中のシングルママ女社長・フローリストです。お花の仕事をメインに、日本の素晴らしい伝統的な商品を輸入卸販売など、4つの会社を頑張っています。活動は2009年から。

なんのために働いていますか?


自分の仕事やビジネスが自分の人生にどんな役割があるかを考えることはとっても大切だと思っています。


お給料のため、
お金持ちになるため、
ではうまくいかないし、続かないのは確信しています。


人のため、
地域のため、
世のため、
もかっこいいですが、
良い理由ではないと思います。
喜んでもらえなかったり、ネガティブなシチュエーションの時に、
怒りやガッカリにつながると思います。


自分のため、
自分に、
どういう役割を果たしていますか?


私はウェディングフラワーのビジネスを考えるとこのようなことを思います。


  • (私が)クライアント、農家の方々、会場のみんな、スタッフのみんなとコネクションを築ける
  • (私が)ワイワイ仲の良いスタッフと楽しく働ける
  • (私が)密に人と関われる
  • (私が)日々美に囲まれて過ごせる
  • (私が)自然と触れ合うことができる
  • (私が)一番自分でいられる場所となっているためとても心地が良い


何が正しくて、何が間違えているとはないですが、
インテンションは本当に大事だと思っています。
自分が幸せじゃないと、周りに迷惑です。
インテンションと言動が合って、ご褒美として富と幸せが訪れると思います


みなさんはどんな理由で仕事やビジネスをされていますか?


ゆうき

ビジネスをしめること

考える一年

私にとって今年は間違いなくすごく大変な一年です。


日本もそうかと思いますが、インフレでコストが上昇、
スタッフの出入りが今まででは考えられないくらい激しく、
またそれの金銭的コスト、時間のインベストメントにも葛藤。
ビジネスを売ろうとしたのに、
問題勃発!


実は二つとも不動産問題があり、売れませんでした(泣)
私がどう動いても仕方のない問題でした。


自分でなんとかする!
どうにかなる!
頑張ったらなんでもできる!
と今まで思って生きてきたことを完全に覆されました。


悔しいけど、自分がどう頑張ってもどうにもならないことってある😭
それを今年、人生で一番学んだと思います。


・・・そんな中頭ポンポンのひよこたちに癒される毎日です


あれこれを経て、とりあえず今できることとして、ひとつのビジネスは閉めることにしました。


自分の情熱にアラインせず、思うように時間も費やせなかったので、
ビジネスに可哀想なことをしたな、ととっても反省しています。
当たり前ですが、なんでも自分が100%コミットして努力しないとうまくいかないものです。


ここ数年はビジネスがうまくいき
あれもこれもやってみたい!が先走りすぎて、
しかも恥ずかしながらエゴもあったと思います。


自分に一番大切なこと、それは紛れもなくウェディングフラワーです。
それだけの毎日に行き着けるようにまた逆方向に頑張っていきます。


ゆうき

メルボルン、お花業界の春ーバラ園編

ウェディングシーズン到来で、日々毎日忙しくしております。


先週、待ちに待ったメルボルンのバラ農園の方々のシーズンが始まりました。


普段ウェディングシーズンの間には3件のローカルバラ農園から仕入れていて、
10年ほどコンスタントに仕入れているので、
友達のように仲良くしてもらってます。


こちらはNood Bloomというバラ農園です。

メルボルンのバラ農家

Hydropinically grown(グーグルによると水耕栽培)のバラたちで、
とってもクオリティがよく、頭が大きくて、
そしてとってもステムがながーいです。

メルボルンのバラ農家


マイケルは農薬の使用を減らすべく、虫を使って害虫のマネジメント、後はバラの病気のマネジメントをされています。


エクアドル、コロンビアなどから輸入されたバラがとっても市場を支配している今、こういうローカルの農家さんたちから優先して仕入れさせてもらえるのは本当に大切だな、と思います。
実際にローカルの農家さんは減っています!



こちらはMagic Garden Rosesという農家さん。
オーナーのJasonは切花とポットのバラを生産してます

メルボルンのバラ農家

こんな長閑な場所です💖

メルボルンの田舎

ジェイソンは切花ようには主に白いばらを育てています。


農家の方々が素晴らしいお花を育ててくれるから、
私たちフローリストが毎日楽しく仕事ができます。
毎日感謝!

ブーケ



ゆうき